今こそフリー雀荘へ!
フリー雀荘とは1人で行って知らない人と麻雀が打てる店のことです。仲間内でマージャン卓を借りるのがセット雀荘。現在はその二つを同時に運営している雀荘が主流です。当然知らない人と麻雀を打つフリー雀荘は敷居が高いものと思われています。ここからは私の経験談を交えながらフリー雀荘の敷居はそんなに高くない!ということを伝えていきたいと思います。
このブログを読んでいただいて、ネット麻雀だけでは見つけられなかった麻雀の面白さに触れていただける人が一人でもいたらうれしく思います。
麻雀大好き3人組
どうも!KFOのりょうすけです。
KFOは現役健康麻雀講師のかとうさんと元健康麻雀講師の私りょうすけとたくちゃん。
麻雀大好き3人組が麻雀好きすぎて結成したサークルです。
今回は何事も長続きしないけど麻雀歴だけは20年。そんな私の大好きな憩い場。
「フリー雀荘」について記事を書きたいと思います。
ネット麻雀の盛り上がり
昨今ネット麻雀の盛り上がりはとどまることを知りません。
PCやスマホがあればいつでも好きな時に麻雀をすることができます。一人の空間で誰に気を使うこともなくです。また、多くの麻雀プロやYoutuber、Vtuberが配信をしていて麻雀界にとってはもはや最重要のコンテンツといえるでしょう。
何を隠そう我々KFOも「麻雀一番街」という新作麻雀アプリで配信をしているのです。
気軽で楽しく麻雀配信をしているのですが、それと同時に負けている時にはいつも雑念で頭がいっぱいになります。「機械側の意思が働いている」「課金者に有利なのか?」等
そう!お気づきの通りただの被害妄想なのですが、共感される方も多いように思います。
ネット麻雀はコンテンツとして素晴らしい。年々レベルも上がっています。ネット麻雀から本物の麻雀プロとして第一線で活躍するプロもいるほどです。
だからこそあえて言いたいのです。「今こそフリー雀荘へ!」と。
今こそフリー雀荘へ!
マナーとかうるさそう、たばこの煙が充満、点数計算に自信がない、賭場のイメージが強い。
私が20年前フリー雀荘の前で中々扉を開けれなかった理由です。
結論から言えば私はそこからその店に5年ほど通うことになります。そのお店がクローズしてしまうまでの5年間です。
当初のイメージとは全く違いました。清潔な店内、親切なスタッフ、運にも恵まれたのですが麻雀初心者だった私にアドバイスしてくれる同卓者。麻雀過渡期を過ぎたフリー雀荘はサービスの向上が著しく、初心者にこそ気を使ってくれていて、また来たいと思えるほど楽しかったのです。
あれから20年。現在のフリー雀荘は更にサービスが向上しています。上記のネット麻雀の盛り上がりを受けて顧客獲得のためのサービスに余念がありません。喫煙室が設けられていて対局中は吸えないお店も今では多い(大多数)ので、非喫煙者の方も安心です。
上記の通りネット麻雀のレベルは年々上がっており、フリー雀荘にいって絶望的にレベルの差があるなんてことはきっとありません。初めて行ったときの私ほど下手ではないと断言できます!少しでも興味がある方は「今こそフリー雀荘へ!」行ってほしいと思います。
フリーで知っておくべきマナー5選
敷居が高くないとはいえ、フリー雀荘ならでは(麻雀全般なのだが)のマナーがあります。細かいものもありますが、下記の5つだけ押さえておけば間違いないでしょう!難しいことはひとつもないので構えずに見てください。
①自分の山を右斜め前に出す
②捨て牌を6枚で区切る
③発声はみんなに聞こえるように
④点棒の受け渡しは相手の近くにそっと置く
⑤手牌のことについて喋らない
この5つです。①、②はテーブルマナーみたいなものなので忘れてしまっても問題ないでしょう。
「山を前に出してください」「あっすいません」くらいのやりとりで終わります。
③に関してはこのトラブルは非常に多い。ゲームの進行に影響がある場合もあるので不快な思いをしないために注意しておきたいところです。
④、⑤は自分に置き換えてみてほしいと思います。
・相手から点棒を投げ渡された。
・「手悪いなぁ」とぼやいてた相手の跳満に振り込んだ。
どちらも面白くないですよね。麻雀を楽しくやるためのマナーなのでこれだけはくれぐれも注意していただきたいと思います。
大げさに5つ列挙したのですが、中身は大したことはありません。それくらいのものでフリー雀荘のたしなみはそろうものなのです。
ちなみに私は新規の店に行くときは必ず久しぶりにフリー雀荘にきたと言うようにしています。そうするとスタッフさんはこちらを気にかけてくれて、トラブルを抑止してくれるからです。
初めてフリー雀荘に行くときは、「初めてのフリーです。」「点数計算に自信がありません」など伝えておくとスタッフさんがフォローしてくれるので、不安な方はそう言っておくのがいいと思います。
【おまけのマナー】
上記の5つで十分なのですが、これを知っておくとより上級者に見えるマナーがあります。
ズバリ点棒の支払い方です。下記のルールさえ守って払えばOKです。
①リーチ棒を残そう
②5本以内で支払おう
例えば東1局の3900点の支払いは5000点棒で払うというちょっとしたマナーがあります。
上記のルールに当てはめれば1000点棒4本で支払いしたら、リーチ棒がなくなってしまいます。
ちょうど支払うとすると、1000点棒3本、500点棒1本、100点棒4本で合計8本です。
なので5000点棒で払う、ということになります。
こんなフリー雀荘はいやだ!
20年にわたりフリー雀荘をこよなく愛してきた私でも、不愉快な思いをしたことは残念ながらあります。
そんなフリー雀荘には不思議と共通点があります。
①待たされる理由の説明がない
②スタッフ同士の私語が多い
③スタッフが常連さんとばかり喋る
④トイレが異様に汚い
こういうフリー雀荘は要注意です。こういった配慮のなさはサービス全体の意識が低いのだと思います。
皆様が初めて行くフリー雀荘がこういう店でないことを祈ります。こういったお店のほうが圧倒的に少ないので、もし初めて行ったフリー雀荘が外れでもすぐに出会える優良店のために心は折れないでくださいね!
最後に
今ではネット麻雀や、麻雀プロのYouTube、さらにはMリーグなどの映像対局のおかげで麻雀のレベルはどんどん高くなっています。「普段ネット麻雀しかやらないから」と言ってる人が、実は超強いなんてことさんざん経験してきました。
フリー雀荘の敷居なんてものはとても低いし、対人戦ならではの面白さ、ゲームの奥深さも多々あります。いまやフリー雀荘は賭場でもなんでもなく、サービスの行き届いた大人の社交の場です。
皆様の麻雀ライフがよりよくなるための記事になったら幸いです。